映画「プール」




好きな「かもめ食堂」「めがね」と同じスタッフが作る「プール」。

私は 前2作より良いと思った。


いやほんとは、同じくらいだったのかもしれない。
「プール」が、たまたま観たときの気分とあっていただけかも。

良かったとこが3つくらいあって


1.イチオ(加瀬さん)さんちでの食事のシーン

イチオが急に誰かに呼び出され、取り残されたキョウコ(小林聡美さん)・サヨ(カナさん)親娘の取りとめのない会話

キョウコ「あ、こんなのが入ってる」

・・・サヨ「そう。今日市場でイチオさんが買ってた」

というところ。

何の食材かは観客には見えないし説明もないから分からないけどこれだけの会話で十分。これが食卓の本当だし。現実的な会話。素敵な省略。


2.1と同じくイチオさんちの鍋のシーンははじめてキョウコとサヨが本音で話す大事なシーン。

キョウコは祖母にサヨを預けてタイのチェンマイに住み着いている。

サヨ「どうして私を置いていっちゃったの?」

キョウコ「そのとき行くのがいいと思ったから行ったの。人はしたいことをすればいいの。それは親だろうと子だろうと変わらないの」

サヨ「私がぐれてたら、どうしていたの?」

キョウコ「ぐれないわよ。私あなたのこと知ってるもん。」

ぐれない理由を「知ってるもん」の一言。それだけ。また余計な説明もなく、でもどこかゆるがないものがあって。愛なのかなあ。なんなんだろう。素敵でした。


3.お遣いで、キクコ(もたいさん)とサヨとイチオが近所の個人商店に出かけて休憩しているシーン。

空を眺めている。ここが好き。こういう時間がいい。
昔の旅で、思い出すのってこういう時間。

人がいて、空があって休んでいる時間。

お買いものの記録「余計なものがないというのは、それだけでチカラだと思います」

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